幻の橋を見に行こう!(タウシュベツ川橋梁)  2008年訪問版

2008年10月10日、通年この季節では橋はかなり水没、もしくは水没しているのだが、降水量が少なかったため水没していない情報を得ていたため、自分自身4年ぶりに旧士幌線タウシュベツ川橋梁を見に行ってきた。

*2009年の訪問方法は下記に記してあります*

見に行っていない間も渡道した際に寄る計画は常に立てていたが、天候不良な日々、橋の水没等で行けなかった。今回訪問時も決して良いわけではなかったが、行ってみた。


国道273号、糠平湖北端の丸山橋から、タウシュベツ橋梁までの糠平三股林道を走る。北海道遺産に認定され、観光客が押し寄せる林道となったため、途中ガレていた岩場のの斜面も整備されている。しかし、道幅は改善していないため、対向車すれ違いに苦慮するところも多々ある。

訪問時期、この林道を走って気になったこと。このページを見て初めてタウシュベツ橋梁に行ってみようと思っている方には是非読んでいただきたい。

4ドアセダンの林道慣れしていないレンタカーや、さらにおばちゃんドライバー等、他人を思いやらないドライバーが多々走っているため、すれ違えない場所でもこちらより明らかにすれ違えるスペースあるのに譲らない車、また、ブラインドコーナーを対向車なんて関係ないぜ!って感じで常軌のスピードで走る車などがいたので、走る際は、対向車への譲り合いの心を忘れずに運転してもらいたいものです。



雨で路面は滑りやすい



改修された法面

最初に林道から橋を俯瞰できるポイントへ。

その手前に林道がタウシュベツ川を渡るところで分岐する多有珠別林道があるのだが、2002年の大雨で崩壊した林道(川のよってえぐられ崩壊、直線的に林道は延びていた)は、整備されていた。



林道整備が行われていた



2002年大雨で流された林道


俯瞰地点へ行くとするとたくさんの人と車が止まっており、訪問後調べると、上士幌高校のイベント、北を活かす人づくり」推進事業、起業家教育研究事業 「上士幌観光ツアー」だった。一行がいなくなってから撮影。

この地点から、糠平市街方面、ダム堰堤に抜ける道は狭くがけ崩れ等も起こりやすく、観光客が増えたため安全面を考慮して通行止となっていた。きっと通年通行止なのでしょう。
ゲート前に回旋できるスペースあるが、一行の車がびっしり駐車していて困難だった。

橋は、2003年秋の十勝沖地震で一部崩壊した箇所が望遠レンズで撮影する限り、さらに崩壊が進んでいる様。



林道にゲート、その先は通行止



ゲート前で回旋はできるが…



2002年のゲートが出来た同地点



落石の危険、通行止



橋の中身が少なくなった



2004年のもの







紅葉も終焉、5日前くらいならば、かなり綺麗だったでしょう、小雨が残念

林道を戻り、タウシュベツ橋梁の袂に行く道を歩く。以前は雨が降ったあとはかなりジメジメして歩くのも大変だったが、歩きやすくなっている。

先ほどのツアー一行がちょうど橋について観光客に説明していたので、便乗して聞くと、橋の崩壊は近いうちに起るそうだ。



上士幌高校の観光ツアー一行



天候のせいなのか?以前訪問時より風化が進んでいる感じがした

 
しばし見物していると雨が強く降ってきたので、観光ツアー一行が撤収する前に、撤収した。

路面★★★★☆
景色★★★★☆
2008年秋走行
 

上記公開して間もなくわかったのですが、2009年の訪問方法が残念ながら大きく変更されました。

林道通行止めという危惧していたことが起きてしまいました。詳しくはこちらを

林道慣れていない人の運転による事故が起きていたようです。とても残念な結果です。


当サイト内 関連ページ


幻の橋を見に行こう!!(東大雪アーチ橋群)

 幻の橋を見に行こう!!(タウシュベツ川橋梁とダムの水位の変化)

続続 幻の橋を見に行こう!!(崩壊後の訪問)

幻の橋を見に行こう!(タウシュベツ川橋梁)2008年訪問版



 幻の橋(タウシュベツ橋梁)へ続く道(糠平三股林道) (2002年走行時)


北海道の産業遺産?遺跡?
こんなところ走りました