2004年5月の連休、えさんの御厚意により地震崩壊後の橋を見ることが出来た。いつの間にかこんなに有名になってしまったのか?(注1)と思うほど林道内は対向車とすれ違った。しかも、林道は除雪が完全に行われていないため、離合箇所もかなり限定されてしまっていた。駐車スペースは、ファミリーワンボックスカーも多く林道内の駐車場としては変な感じでしたね。
橋の近辺には人が多いが、足場も悪いせいか長居する人は少ないようにも感じた。
崩壊した橋は、部分的に脆かったコンクリートが崩れていた。また、崩壊箇所のほかにも、橋に亀裂が入っている箇所もあった。そして、橋のアーチ下部の比較的水面下になる部位はコンクリートがかなり劣化していて剥離片が橋脚の袂に蓄積されていることがわかった。これは、水面が上昇していたらまず解からないことなのですね。
(注1):タウシュベツ川橋梁、この「幻の橋を見に行こう」のページを作った2001年頃は、この橋自体を取り上げたサイトは非常に少なかったけど、2005年、今回久しぶりにこの続編を作るにあたってワード検索してみるとたくさんのサイトでも紹介されるようになっていた。北海道遺産としてPRされたことも大きいのでしょう。 |