珍北海道紀行 夕張観光編






かつては優良の石炭を産出し、人口も最盛期の昭和35年には116,000人を擁した夕張。石炭産業の斜陽化により、夕張にあった炭鉱は1970年代次々と閉山していき、1981年の北炭夕張新炭砿ガス事故で北炭の倒産、そして1990年、三菱の南大夕張炭鉱が閉山し、すべての炭鉱が閉山した。閉山の繰り返しにより、雇用のないこの街の人口も減少していく。昭和40年約85,000人、昭和50年約50,000人、昭和60年約31,500人、平成2年約21,000人、平成12年約15,000人、平成22年約11,000人の人口推移となっている

中田市長時代に、「炭鉱から観光へ」という市政を展開し、テーマパーク、スキー場、映画祭などのイベントの開催を掲げて、観光施設に投資する。「観光による自立」へと閉山対策資金もバックに自治体の規模以上の施設投資を繰り返していく。観光で人が集まれば、企業誘致もしやすくなるという理念もうまくいかず、雇用を拡大するために人件費と施設の維持費が増し、累積赤字として、市の財政を圧迫していった。財源がなくなると借金をし、返済資金がないので、それを補うために金融機関から新たに資金を借り入れ、返済するという作業を繰り返していき、市の財政を圧迫していった。

2007年3月6日、夕張市は正式に財政再建団体に指定された。市が破産したとのニュースはその前年の夏前頃からニュースでも大きく報道されており、2007年3月以降の話もこちらのサイトを見るとなんとなくわかるのでそちらをどうぞ。夕張市財政再建中/北海道pucchinet。そして、2000年頃は15,000人近くいた人口も、破産のニュース以降さらに流出が進み2011年では約1万人強となってしまった。

ここでは、その「観光による自立」を掲げて1983年に開園したテーマパーク石炭の歴史村の施設をはじめ、財政再建団体前の箱物施設等を紹介する。



2012年6月        




≪石炭の歴史村≫
石炭博物館
 2006年訪問              2013/4/9NEW
炭鉱生活館 2006年訪問               2013/5/7NEW
化石のいろいろ展示館 2006年訪問      2013/3/16
SL館 
2006年訪問、             2013/1/20
知られざる世界の動物館 2006年訪問   2012/8/15

ロボット大科学館   2006年訪問         2012/8/4 
アドベンチャーファミリー(遊園地)等その他の施設   2013/7/24 NEW 



郷愁の丘ミュージアム 計画構想     2012/9/22 
郷愁の丘 センターハウス  2006年訪問  2012/12/1
生活歴史館  2002、2006年訪問        2012/10/6 
シネマのバラード  2006年訪問        2012/11/17

北の零年 希望の杜 2006年訪問       
2013/5/19NEW

石川コレクション文化会館 / 石川消防記念会館 2001年訪問、  2012/9/12

ゆうばりキネマ街道   2001メイン,2006,2012年訪問  
2012/7/9 

幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば   2002/11/25 
花とシネマのドリームランド  
2002年、2006年訪問  2013/6/16NEW (2002/11/14公開を改変)

メロン城(ゆうばりめろん城)            2013/7/6NEW 

花畑牧場 夕張希望の丘 2012年訪問  2012/12/15
 シネマカフェ
 アートギャラリー
 生キャラメル体験工房


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