いきなりトップに仏像。いつからこのホームページは宗教系になったのかって？ 　まあそれは置いて、函館空港から遠くに下北半島を見ながら、東へ国道２７５号線を海岸線に沿って走ると函館から約４０キロの場所に恵山（えさん）がある。この山麓に、トップの写真を始めとしたリゾート施設跡の「モンテローザ」が存在している。 　バブル期が始まった１９８８年に道銀などの融資を受けて観光開発が始まったが、いろいろな文化物を模した建造物をメインとした趣味の悪いリゾート開発は、地元の期待半分疑問半分で進められた。しかし７０億円を投じた時点で計画が頓挫して（１次工事で３００億円の予定）、日帰り入浴だけだったホテルも１９９８年に閉鎖したのである。 　それでは、不思議ワールド「モンテローザ」跡をとくと堪能してください。雪が無い平成１４年２月下旬訪問。 　茶色文字の部分は http://www5.hokkaido-np.co.jp/kanko2001 /ryoyu/3bu/06.html のサイトを参考にさせていただきました。リンク切れてますけど。 恵山の麓に「モンテローザ」がある 国道を走ると厭でも目に入る看板 　上の看板の指示どうりに交差点を右に曲がるとその道は道道６３５号線で、この道は小型バスとすれ違うときは路肩で待避しなくてはならない。そのため訪問したときは整備工事を進めている最中で、もしモンテローザが通年営業していたとしても大型観光バスはすれ違えないと思われるため、団体客誘致っていうのもきっと困難だったでしょう。 　この漁村道を３キロくらい走るとまた看板があり、その指示に従って今度は左折し坂道を上がっていくと、坂の途中緩やかなカーブに面して白い大きな門が見えてくる。これがモンテローザの入口の凱旋門である。 　この門の見所は、無駄に？精巧なブロンズ像と柱の装飾である。 とても立派な凱旋門 左の像 中央の像 右の像 裏側から望む 中央の柱の装飾 アーチ部の装飾 　凱旋門の横の広い空地（駐車場）に車を止め、色々な角度から門を観察してからくぐり右カーブの緩やかな斜面を登ると、そこには休業したホテルとねはん像などが… 続く 戻る