道675号立待岬函館停車場線


函館山登山道編


函館山は、現在の函館観光の目玉で、函館山からの夜景、麓からロープウェイに乗ってあっという間に334mの山頂に到着し、降りて眼下に広がる景色は、夜景だけでなく、昼間の景色でも素晴らしいものがる。

函館山登山道、または函館山観光道路とも呼ばれる道道675号立待岬函館停車場線は、麓から山頂までの道のように認識されているが、その名の通り、山頂付近から立待岬方向へ、一般車両が走れない区間も道道指定されているのである。

今回は、この麓から山頂までの舗装区間と、その先の一般車両が走れない砂利道区間とプラスαを紹介する。

麓の護国神社参道である太い区間からの出発(1)。まず目指すは、展望台、アンテナ群のある334mの函館山山頂、参道を登り、神社の鳥居前で右折すると、道が狭くなり、(2)の写真の白い壁の先を進むと一方通行(3)、結構勾配のきつい生活道路といった感である。



(1)



(2)



(3)



(4)



(5)



(6)

 
住宅地を過ぎると電光掲示板がある(4)。

この区間から先は、

冬季通行止(11月中旬〜翌4月下旬)

なお,4月25日〜10月15日までの17時〜22時は,
営業バス・タクシーを除く自動車は通行禁止。

2輪車は終日通行禁止

です。

その先からは2車線道路となる(5)。杉林の中を進み、道路の真ん中に杉の大木が残っている(6)。そこの地点は、山頂までの旧道入り口である(7)。旧道は、もともと、要塞のための道路であった。現在、車は走ることはできず、ハイキングコースとなっている。

(6)の杉を過ぎると、函館湾が右目に見える(8)最初のビューポイントが現れる。道は山肌を曲がりくねって高度を上げ、正面に山頂が見える(9)。その先は、この道での一番きついヘアピンカーブがあり(10)、大型バスは難儀するポイントであろう。



(7)



(8)



(9)



(10)



(11)



(12)

 
(10)の先の景色は、函館湾とその対岸がきれいに見える(11)が、わき見はほどほどに。道は緩やかに上り(12)、ヘアピンカーブが現れる地点がある(13)。ここは薬師山砲台の真横地点である。

やがて、見通しの悪い分岐があり(14)、道道は右側で、その先はつつじ山駐車場、千畳敷となっている。

今回はまず山頂まで行くこととして、一端道道を離れ、擁壁にそって道なりに進む。しばらくすると、つつじ山駐車場からの道が合流する。



(13)



(14)



(15)



(16)



(17)



(18)

 
左カーブを進むと、函館山ロープウェイの山頂駅の下をくぐり(16)、山頂の大型バス駐車場を過ぎ、アンテナの横の駐車場に到着し、道は終わる。訪問時はまだ朝なので駐車場に車がほとんどいないが、いつも混んでいる模様。この駐車場の入り口付近は見通しも悪く道幅が狭いので注意されたい(17)。

この先は徒歩で函館山の展望台へ(18、19)。朝ロープウェイの営業時間前なので人もまばらだ。ここのアンテナ施設群は御殿山第一砲台の跡地を利用したものである。



(19)



(20)



(21)

 
(17)の駐車場を後にして、下る(20)。津軽海峡を正面にして進み、(15)の地点の分岐を逆方向から見たものが(21)。

ここを左に進み、つつじ山駐車場へ。

このページの道路
路面☆☆☆☆☆
景色★★★★★
2006年5月2日通行

(その2) 砂利道編へ続く。




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