その2                 


道道610号 占冠穂別線 南側 その1へ



(23)長い覆道が見える



(24)覆道の前に電光掲示板



(25)岩肌が不気味


坊主沢の五輪塔のある地点から、道は下って川面に近づく(前頁22)。望遠で撮影すると長い長い覆道が川岸にへばり付いているのだ(23)。

覆道の手前に新しい電光掲示板が見える(24)。掲示板を過ぎると覆道の上で工事が行われていて作業車が何台か停まっていたが、暗くなってきたので作業はしていなかった。

岩肌がむき出しの川縁は落石が常に起こってきそうで、覆道の存在無しでは、この道路は通行することは出来ないであろう(25)。覆道は長いので、覆道内に待避所が設けられていた。暗くて写真が撮れなかった。



(26)レトロな電柱?


覆道を抜けると、工事基地に何台かダンプが停まっていた。ヤダね〜、こんな道で対向車がダンプだったら。

覆道の先は(26)のように山側にネットがある。ここにレトロスペックな木製電柱?送電線の柱?が残っていた(26)。
(26)の先は右にカーブを振って左に大きく曲がる。すると道路は川にへばりつくように500mほど走り、やや開けた場所が現れる(27)。「え」さんの話ではここにかつて採石場があったとのこと(28,29)。もしかして富内鉱山だったの???

前頁の(12)写真の「大崩付近 落石 通行注意」とはここ付近であることは「え」さんのページに記載されている。



(27)やや開けた場所



(28)採石場があったとのこと



(29)30キロ制限の標識が残る



(30)開拓農家跡



(31)木々の中を進む



(32)直角カーブに橋


採石場跡の平地を過ぎて、すぐのところに離農した家がある(30)。また、この付近の空中地図を見ると、道から奥まったところにも民家があるが、通行止区間にあるため今は無人と思われる?

すっかり薄暗くなった道を走る。地形は先ほどのような険しい道ではないが、右左にカーブをしながら進む(31〜33)。(33)付近では、国道274号の街路灯がちらちら見えてくる。

やがて舗装区間になって(34)、やれやれといったところだが、この先また砂利道区間となる。この付近にも廃屋があったと思う。



(33)分岐する道あり



(34)やがて短い舗装路へ



(35)再び砂利道で青看板


やがて青い看板が見えてくると、福山の集落、そこは樹海ロード国道274号である。道道610号占冠穂別線は、国道を鍵型にクロスしさらに北上する。

今でこそ、福山の集落は国道が通っているが、国道が開通する前は、この今通ってきた険しい道道が唯一の道であった。すでに国道が開通した(夕張側)1980年代には、集落は寂れてしまっていた(次ページ参照)。

富内〜福山間(南側)
路面★★☆☆☆
景色★★☆☆☆
2006年11月3日、
えのぺーじの「え」さんの運転協力



(36)国道274号福山交差点



道道610号 占冠穂別線 南側 その1へ

道道610号 占冠穂別線 北側 その一へ

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