積丹半島西側の袋澗

その5 神恵内村3 出町の袋澗


ニシン漁が盛んだったころ積丹半島には、袋澗と呼ばれるたくさん獲れたニシンを網に入れて生かしたまま保管しておくため、網元が海岸に石を積んだ堤で囲った、プールのような形態のものが多々造られた。

泊村に引き続き、神恵内村編 その3
その1 柏村1
その2 泊村2
その3 神恵内村1 弁財澗、旧道
その4 神恵内村2 澤口の袋澗
その5 神恵内村3 出町の袋澗

 

 



S‐48 神恵内村 赤石 (出町の澗)  
 

2011年6月 パノラマ合成写真  地形が突き出たところにあるので、合成写真にすると狭く見えるがかなり広い


2011年6月 左側の袋澗
 

2011年6月 右側の堤
 澤口の袋澗から、少しだけ北上したところにも大きな袋澗の遺構が残っている。全体の大きさはかなり大きく、もしかすると1番大きいかもしれない。


袋澗前には、出町荘とか書かれてた利用されなくなって久しい鰊番屋であったであろう大きな建物があったが、2011年訪問時には更地になり、売地となっていた。

 

2002年8月 気になる建物であった


S−39、40 神恵内村 大森
 

2002年8月 S−40


2002年8月 S−39 


出町の袋澗から北上する海岸線は、消波ブロックが積んであり、現在車窓から、袋澗があることは解りにくく、40、39ともに消波ブロックの外側にあり、見えない。


かもえないの道の駅はS−38(写真なし)の横に造られた。

 





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