その2で紹介した場所から少しだけ北側へ歩くと、そこにも砲台の跡がある(1)。(1)写真左側が(2)、右側が(4)。
(2)の中央の階段の先にも砲台があった模様だが、そこを地均しして海上保安庁?(失念)の建物が建てられている。(2)の写真の左側の藪になっているところを写したものが(3)。この奥にも要塞の跡があるようだが、荒れ果ててしまっている。
(4)の写真中央には地下砲側庫、その奥には、階段が続く(5)。
階段を上るとそこは観測所跡(6、7)となっている。景色が良い。 (7)は南側を見たもので、右側の山の中に、一連の千畳敷砲台群が眠っているのである。
観測所を後にし、また少し北側に進むと道は下り坂、そして(8)のような雍壁が現れる。
坂を下ると広場になっており、そこから見返したものが(9)。
(9)の右側の写真では黒く潰れてしまっているが、そこは(10)のように部屋の入口がある。判りにくいが、レンガの上がコンクリ、その上が石組みに仕様されていた。 内部は広い。
(12)はこの広場付近の遺構。
南側から千畳敷砲台群を見る場合は下から写真を追っていって、その3,2,1と見てください。