恵山南側の行き止まり

恵山南側の行き止まり道道635号 元村恵山線


函館市は亀田半島全部の市町村と合併してしまい、亀田半島の海岸線の道を何処まで走っても函館市という状態。亀田半島の先端には、火山でもある恵山があるが、恵山の海岸線を回る道は残念ながら未開通のままである。

恵山の南側の道道は635号元村恵山線、北側(東側)の道道は231号椴法華港線と元村恵山線となっている。
 

 


 今回は前者、道道635号元村恵山線の紹介である。



道の駅付近の国道278号日ノ浜地区から道道は分岐する(1)。かつて交差点には、悪評高かったモンテローザの案内板が出ていたが(2)、撤去されていた。

交差点を右折し道道へ(旧道は交差点を直進する形である)。

新道区間は前回訪問2002年時はまだ砂利道で工事中だったが、快適な道になっている。(3)の左の標識は、「この先 通り抜け出来ません」と書かれている。

新道が終わると(4)、道は狭くなり、離合も譲り合いなのである(5)。かつてここに来たとき、バスが来て道を譲ってくれた。ここがこの道道の最も狭い区間である。山背泊漁港の辺りはセンターラインはないものの、道幅はある。港横には「イカロボ」と書かれた看板が目に付く。

海岸線に沿って(7)カーブを曲がると、恵山の集落が現れる。青看板が表れ、↑御崎 ←恵山公園 の表記。ここにもかつてモンテローザの案内板が出ていた(8)。恵山公園の先には恵山へ登る急な坂道がある。

交差点を直進し、七つ岩バス停を過ぎたカーブに差し掛かると、道は波打ち際を走る(9)。

波消しブロックがあるが、波飛沫が車まで飛んでくるのだ。晴れていると、下北半島が近くに見える(10)。



(1)国道278号から分岐



(2)2002年初春の交差点



(3)快適な新道区間



(4)新道が終わる



(5)離合も難しい狭路区間



(6)山背泊漁港横を走る



(7)海岸線の道



(8)恵山への山道交差点



(9)波打ち際を走る



(10)下北半島が見える

狭路区間を過ぎると、この道の終点御崎の集落である。写真の通り、(3)で見えた恵山の山肌がとても近くになる(11)。

御崎の漁港には、浜の湯(白い建物?)があって無料では入れるようだ(12)。やがて函館バスが停車している場所の奥で道は行き止りとなっていた(13,14,15)。

函館バスは、バス折り返し場から約1/3はみ出て停まっているが、行き止りなので交通の支障にはならないのだ。行き止りには通行止めの標識と、たぶん閉められることのないであろうゲートがある。

ゲートの先には船着場があり、その先には踏み分け道っぽいのが崖の先へ回りこんでいるようだが恵山一周は出来ないようだ。



路面☆☆☆☆☆
景色★★★☆☆
全面舗装7.2キロ

2006年5月2日走行

 



(11)道が太くなる



(12)御崎漁港と浜の湯



(13)バスが道路にはみ出てる



(14)行き止まり



(15)行き止りの先の船着場

反対側の行き止りはこちら
恵山北側の行き止まり道道231号と道道635号 

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