恵山北側の行き止まり

恵山北側の行き止まり道道635号と道道231号

函館市は亀田半島全部の市町村と合併してしまい、亀田半島の海岸線の道を何処まで走っても函館市という状態。亀田半島の先端には、火山でもある恵山があるが、恵山の海岸線を回る道は残念ながら未開通のままである。

恵山の南側の道道は635号元村恵山線、北側(東側)の道道は231号椴法華港線と元村恵山線となっている。
 


 今回は後者、道道231号椴法華港線と道道635号元村恵山線の紹介である。

恵山南側の道道635号を走行の後、国道278号で恵山西側の緩やかな峠を縦断して旧椴法華村へ。

Y字路を右折して道道231号椴法華港線へ(1)。市街地を300m走りやがて海に突当たりT字路を右折(2)する。

道沿いに集落が出来ており、道は拡幅されていない1.5〜2車線なのである(3)。また、曲がってすぐ行った所に看板がある。「この先4.9kmで通行止です 恵山□へは通りぬけできません」と表記されている。恵山□の□は、函館市になってしまったので町を塗ってある。

道は海岸線に沿った集落をクネクネ進。途中、道南の名品である昆布を干してあるところが何箇所かあった(4)。

やがて椴法華港が見えてくる(写真なし)とそこは元村の集落である。

港へと向かう道と、先に進む道のY字路が現れる(5)。

椴法華港線は左に曲がって港で道は終わる。Y字路の右というか直進路は道道番号が変わり、恵山の南側と同じ道道635号元村恵山線になる。この港があるのが元村だから、元村と恵山が繋がることはないのである(6)。

ここから道道635号。
Y字路の先は道が狭くなる。車両接近の電光掲示板もある。上り坂を曲がると道の途中に岩?木?(記憶が定かではない)がせり出していて車道を1車線に狭める区間が1箇所ある(撮影困難なため写真なし)。

グネグネ坂を上り(7)、海岸段丘の上に出ると道は太くなって歩道もある道となる(8)。



(1)国道278号の分岐入口



(2)曲がって少し走るとT字路



(3)通行止案内と集落



(4)昆布干している



(5)道道231号は左へ



(6)直進で道道635号に…



(7)グネグネとした急坂



(8)高台は道が快適



(9)恵山岬が見える



(10)恵山岬

恵山岬の灯台との分岐があり(9)、灯台付近は公園になっており白い灯台と海の青さが素晴らしい(10)。灯台の横には灯台資料館(ピカリン館)がある。

分岐を過ぎ、ゆるい右カーブを過ぎるところ(11)に、案内板がある。「この道路は恵山方面には通行できません 露天風呂はこの先です」と書かれている。(11)の写真の建物は廃校跡で道路と面したグランド跡に、日帰り入浴施設でもあるホテル恵風(ケイプ)がある。

廃校跡を過ぎると、海岸へおりる道となりまた1.5車線の区間となる。(12)の区間ではまだまだ道が続く感じだが、(13)まで来ると道が長くないことが解かった。また、道道は右折なのだが、進入禁止になっている。

(13)から右回りのトラック状になった道になっていて海岸側の直線路を進む(14)と道が終わっていることがわかる。

直線の道がカーブになる地点が恵山北側の終点区間となる(15)。写真の車進入禁止の柵の先には、露天風呂水無海浜温泉がある(16)。そばに茶色の建物があって更衣室かと思いきや、「とどほっけテレホンハウス」と書かれた緑のカード式公衆電話があった。利用率は皆無でしょう(17)。

温泉の湯船に手を入れると、海水が入り込んで丁度良い温度だった。この温泉の先は護岸工事してあって、道にはなっていないが進んでみたけど、藪となりその先はゴツゴツした岩となっていた(18)。

(13)のカーブを曲がった先に温泉のための駐車場が完備されていて、ここに停めて散策して戻ってきたら、中年のおじさんおばさん方が入浴に来たところだった。



(11)案内板



(12)道が狭くなると下り坂



(13)道道は左折だが…



(14)トラック状の一方通行



(15)道はカーブして(13)へ



(16)水無海浜温泉

道道元村恵山線の未開通区間は約2キロは開通することはないであろう

路面☆☆☆☆☆
景色★★☆☆☆
全面舗装5.3キロ

2006年5月2日走行



(17)こんなところに公衆電話



(18)北側の行き止り



こんなところ走りましたに戻る