元祖ニコロベツ対決?意味不明

パンケニコロベツ林道
、シートカチ林道、ペンケニコロベツ林道


 新得町の北部、東大雪湖の東側の一角に、一部の道路地図には記載さてていない林道がある。それはパンケニコロベツ林道、ペンケニコロベツ林道、シートカチ林道などで、今回は名前を挙げた3つの林道を2002年秋の曇り〜雨の日に走ってみた。

 パンケニコロベツ、ペンケニコロベツ、似たような名前の林道が平行しており、これらはパンケニコロ川とペンケニコロ川沿いに道がある。また、パンケニコロ川にはポンニコロ川が合流する。う〜ん、なかなかややこしいのである。
 いちおうアイヌ語辞典を調べると、パンケが川下、ペンケが川上、ニコロが木がたくさん生茂った、ベツが川の意。ちなみにポンはこの場合支流の意味かな?。十勝川に合流する際、川下で合流するか、川上で合流するかでこの名前なのでしょう。


パンケニコロベツ林道
 トムラウシ温泉に向かう道道718号線、屈足方面から約7キロ走ると左手に変電施設が現れ(1)、(3左)の案内板があるところを左折する。舗装の道が曲がる部分に、パンケニコロベツ林道の入口がある(2、3右)。フラットダートの走りやすい道で(4、5、7、)、パンケニコロ川と平走し、紅葉も綺麗で走っていて楽しい(11)。なお、晴れていればもっと良かったであろう。
 約6キロ地点にゲートがあり(9)、途中分岐もあり、道の状態が良いほうを選び左の道を選ぶ(6、10)。9キロ地点の(10)の分岐で右を選ぶと、ポンニコロ川沿いの林道となる(行止りだと思う)。



(1)入口は道道716号



(2)パンケニコロベツ林道入口


 

(3左)この標識が目印
(3右)林道の案内板



(4)1キロほど走る



(5)パンケニコロ川と平走



(6)約4キロ地点で分岐



(7) この辺は比較的走りやすい



(8)橋を渡る



(9)ゲートがある



(10)またまた分岐



(11)紅葉も素晴らしい

 標高が上がるにつれ、パンケニコロ川を渡る回数も増えていく。14キロ地点(12)は櫟橋で、最近橋が流されたらしく、架け替えたばかりの橋であった。また、この橋の手前の砂利部分が新しい道でもあるのだが、引締ってっていないので新しいのに、この林道で一番滑るのである。
 紅葉が素晴らしい場所(13)を過ぎると、標高も上がり次第に紅葉も終わり、道に落葉がたくさん落ちているところが多くなり(14)、心細い感じの道となる。この林道は比較的整備されており、土砂が崩れないように施工されている箇所もある(15)が、(16)のように頼り無い感じの部分もある。
 26キロ付近(17)ではパンケニコロ川の谷も深くなってきて谷底を見ても水は見えない。28キロ過ぎで突然道はフラットになり(18)、約1キロ過ぎると29.4キロで奥十勝峠の林道分岐点に到達する(19、20)。



(12)新しい櫟橋



(13)紅葉の道



(14)高度を上げると落葉地帯



(15)斜面が整備されている



(16)心細い区間



(17)谷も深くなった



(18)フラットな区間
 (3右)の距離案内より約7キロ短いのか、実はまだこの先もパンケニコロベツ林道なのか?。奥十勝峠の案内板はここから先はシートカチ林道、右がパンケニコロベツ林道なのである。

路面★★★☆☆
景色★★★☆☆



(19)林道が合流で終点



(20)奥十勝峠が終点

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