石油臭い林道  五の沢線 
八の沢鉱業跡への道


石狩油田の八の沢鉱業所跡に通じる道が、林道五の沢線。
この道は、石狩市五の沢から山向こうの当別町弁華別を結ぶ道である。今回は五の沢から弁華別へ抜けてみた。

石狩市五の沢、道道527号当別望来線沿いには、五の沢小学校跡、神社などがある(1)。そこから100m北上した場所に、林道五の沢線の入り口がある(2)。路面は全線舗装。

500mほど走ると、正面に溜池の五の沢池の堤体が見える(3)。

五の沢池は昭和5年に水田開発目的に造られた人工池である。現在立入禁止となっている。



(1)



(2)



(3)



(4)



(5)



(6)

 
五の沢池の堤体の付近で、平地から山岳路となり、ここにゲートがある(4)。緩やかな勾配が続き、(5)のような比較的おとなしい風景が続く。(6)地点では海がちらっと見えるのだが、写真では判りませんね〜。

約3.8キロ走ったところで、送電線が現れこの付近が1つ目のサミット。そこから緩やかにカーブ(7)して下ったところに、石狩油田の八の沢鉱業所跡の記念碑、小学校校門などが残る(8〜10)。



(7)



(8)



(9)



(10)



(11)



(12)

 
石碑から2、300m走ると、伊夜日子神社(何て読むのかしら?)と書かれた碑があるが、鳥居や神殿は不明(11)。石碑の横の見取図では、道路から少し中に入ったところにあった模様。

この付近はかなり石油臭が強かった。現に、火気厳禁の碑があるが、石油が湧いている場所は特定できなかった。

神社の碑を過ぎるとググっとカーブを曲がり少し行ったことろが(12)、旧地形図の油井がたくさん並んでいる地点、石碑近くにあった見取図の事務所や購買部などがあった辺りだと思われる。

その先(13)で道路は十字路となる。ただし林道の標識はY字路。(13)を左折するとたぶん道道に出る林道だと思われる。この道は砂利道。
五の沢林道は右折で舗装路はこの道。

直進はというと、ロープが張ってあって私有地のようだ(14)。そこには(15)「火気注意 喫煙場所」の注意書き。

この辺りもかつては、国土変遷アーカイブを見ると施設があった模様。



(13)



(14)



(15)

舗装路の続きを進むと、少し上ったら下り坂となり(16)、植林の森を抜けると石狩市と当別町との境(17)になる。(17)は、来た道を見たところ。

当別町に入ると、石狩市側よりも勾配が強い道で下る。そして休耕田となった?の与六沢の開拓地が現れる(18)。
大札幌カントリークラブを過ぎ、やがて道道28号当別浜益港線に突き当たる。

(19)の突き当りが道道。鷲が道路に…。



(16)



(17)



(18)



(19)
 
路面★☆☆☆☆
景色★★☆☆☆
2007年10月7日走行



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