旭浜のトーチカ群

広尾郡大樹町の旭浜の集落から海岸線を歴舟川河口へ向かって歩いていくと、小窓が不気味なコンクリートの建造物が立ち並ぶ。これらは、終戦直後の昭和19、20年にかけ、アメリカ軍上陸を防ぐ目的で作られたトーチカである。これらは一度も使われることもなく?現在まで放置されている。
当時は、海岸段丘の草叢に隠れるように作られたが、太平洋の荒波による侵食作用で土砂が流出し、海岸線に曝け出された形となっている。



段丘に残るトーチカ



銃眼



礫の荒い海岸に並ぶトーチカ



侵食されるのも時間の問題か



一部内部に入れる



脆そうなコンクリート


トイトッキのトーチカ

中川郡豊頃町、旧十勝川河口口付近の河跡湖トイトッキ沼の東側、大津海岸トイトッキ浜にあるトーチカ。
旭浜にあるものと比べると、倍くらい大きいのが特徴で、赤い祠が祀られている。

トイトッキは、トイドッキと表記されることもある。



複雑な形の造り



入口は砂に埋まる



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