アイスパビリオン 大雪山の麓、層雲峡のある上川町。北海道の内陸部は真冬には平気でマイナス2ケタの温度を示すのである。アイスパビリオンは、真冬の氷点下20(最高41)度の世界を体験できる施設なのである。入場料は夏と冬で異なるのも特徴で、夏は1050円、外気とパビリオンの内気がほぼ同じ季節になることもある冬は840円となる。 入場して、シュトラーゼ、ラビリンス、マジックキャッスルという名のついた何をイメージしているのか謎な空間を進むと、防寒着が置かれたスペースに到着。 |
国道39号線のドライブインの裏には巨大冷凍庫。蟹が貯蔵されている訳ではない。 |
マジックキャッスルと呼ばれる変な場所。その他は全面ミラーの階段(シュトラーゼ)、通路(ラビリンス)。 |
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扉を開けるとそこからは一気に寒い氷の世界となる。1階から3階の高さの氷の造形を震えながら楽しみ、-41度の世界を体験できる一角もあり、防寒着脱いだりするとエライ目にあっちゃうのである。 2002年7月訪問 |
防寒着を貸してくれる。服は蛍光色の派手派手である。何故か宇宙基地?っぽい。奥の扉から−20度の世界が待っている。 |
氷の世界では、ダイヤモンドダスト発生機もある。欲を言えばバナナで釘が打てるコーナーがあれば最高なのだが…。 |
オホーツク流氷科学センター また、実物の流氷を展示した冷凍室があって、シロクマやその他の剥製?画何体かあって、そこに写真のようなサンマや鮭や北海の魚が氷の中にパウチされている。 私が訪問したのは冬だったので、インパクトは低かった…。 2003年2月訪問 |
入口に何故か白い巨大羆 |
ガリンコ号や流氷についての展示 |
厳寒体験室のはシロクマ |
サンマ一匹、氷の中 |
流氷館 土産屋の中にはオホーツクに冬訪れる流氷と、その中に何故だか動物の剥製が巨大冷蔵庫に無料を売りにして展示してある。お金取ったら誰も見ないよな〜。温度は-12.5度。 2002年5月訪問 |
岬を訪問する人は殆ど入る土産屋だが 流氷館に気付く人は決して多くはない |
ペンギンは南極の生物なんですが… |
流氷凍れ館 2008年7月訪問 北海道内では、小樽運河をはじめとした観光地、そして歴史的建造物、全国有数の観光都市としても人気が高い小樽。その小樽の観光地の中心地の人気を感じさせない路地に流氷凍れ館がある。 館内に入り、入場料780円を払い、荷物を預け防寒着をもらう。館内は寒いので故障する可能性が高く、携帯電話、デジカメ等の電子機器も預けてくださいとのこと。 ただし、以前アイスパビリオンでカメラの結露凄かったので、カメラはポケットに入れ、撮影時だけポケットからサッと出して、サッとしまうようにして、出来るだけ寒気に触れないように工夫だけはした。結論的にカメラは結露もせず問題なかった。 |
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魚のトンネルを過ぎると、そこは雪だるまと滑り台の出口がある。雪だるまの隣には、今日の日付があるけど、撮影する人いるのかな? 先を進むと氷で出来たハートの装飾の氷のベットの部屋もあり、一応大人も?楽しめる。 そして2階へ上がるとそこには「メッセージ雪だるま」なる、雪だるまを郵送で届けてくれる場所、フラワーゾーン?というちょっとだけ迷路っぽい場所、そしてこの館のメインな施設でもある滑り台がある。かなりスピードの出るものだが、終点の滑り止めで減速される。 そして寒いゾーンから外へ。出口は2階になっていて、荷物も2階に送られていた。 さて…、流氷と名前が付いているけど、この施設、流氷の展示はないのである。 |
−41度体験室 壁には氷の中にラベンダー |
雪だるまの横には今日の日付 記念撮影場所なのか?? |
壁にカニやら鮭などの魚も… |
氷の滑り台、上から見た |
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展示もないどころか、流氷の説明もないのである。ただし、入口でもらった文字だけの冊子には「小樽には残念ながら流氷は接岸しません。でも、だからこそ、この街を訪れた皆様に冬の北海道を、体験してもらいたい…」と書かれたあとに、少しだけ説明書きがある。 流氷凍れ館の名前で、流氷があるのかと思って入った人にとっては全くもってがっかりスポットになってしまうのだ。 |
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