中川一郎記念館



大物政治家の銅像



無料の記念館



館内では中川氏の遺品が展示されている

区画整理された農場の広がる十勝平野の南端広尾町は、北海道が生んだ大物政治家中川一郎の生誕地であり、ここに記念館がある。彼は謎の死(自殺とされた)をとげたことでも記憶に残っている。
広尾町に向かって高速道路が造られているのも彼がいたから、という声も聞こえてくるくらい政治力がある。
館内に入るとミニチュアの国会議事堂、当選達磨の数々、剣道着等の遺品、住んでいた部屋を再現したコーナー、生い立ちがわかるようになっている。記念館の裏の小公園には立派なブロンズ像がある。
2002年4月訪問




人形プロムナード

札幌市を、文字通りに東西を結ぶ札幌市営地下鉄東西線。その地下鉄の中心大通駅より、1駅東側、札幌ファクトリーの最寄駅のバスセンター前駅。そのバスセンターから440mも離れた、ファクトリー方面への出口とは逆方面、最東端側の人通りもかなり少ない出口付近のだだっ広い通路の一角に、「市民ギャラリーへの人形プロムナード」がある。
この施設(展示スペース)は、広告用電飾窓を4ヶ所改造して世界各地の?人形をトコロ狭しと展示しているのだ。ただ、何処の地方の人形なのか表記されていないことが残念である。
問い合わせ先:札幌市市民文化課、さらに電話番号まで表記されているけど、市としてPRもしていないようで、札幌市在住の人でも、このような場所があることを知っている人は殆どいないのではないでしょうか?

2003年5月訪問



人通りの少ない地下鉄駅の片隅


広告用電飾を改造した人形ケース



世界の?人形がたくさん




サッポロシスターシティーズストリート(SAPPORO SISTER CITIES STREET)
 
北の大都市札幌。札幌市は、姉妹都市としてアメリカのポートランド市(1959年11月提携)、ドイツのミュンヘン市(1972年8月提携)、中国の瀋陽市(1980年11月提携)、ロシアのノボシビルスク市(1990年6月提携)、大韓民国の大田広域市(2010年10月提携)の5都市と結んでいる。
詳しい経緯はここでは触れないので、札幌市のホームページを見てほしい。

さて、今回紹介するのは、サッポロシスターシティーズストリート(SAPPORO SISTER CITIES STREET)である。札幌市でも、この通りがどこにあるか知らない人は多い。というか通っていてもそんな名前がついていることは知らないであろう。現にこのページを作る際に、名前で検索してもヒットしなかった。
これは、札幌駅北口地下歩道の東西を結ぶ通路名だったりするのだが、ここは残念ながらほとんど人通りがない。私も用事もなく、この通路誰も通らなくてを使うつもりではなかったが、何やら煉瓦の壁に世界地図。なんだろうと近づいてみたら、こんな展示があったとさっていうことで珍スポに決定!。ただね、作っておしまい、これらが珍スポ扱いになってしまうのは行政の怠惰の象徴でもあるような…。

2012年5月訪問


日本名:札幌姉妹都市通り


ロシアのノボシビルスク市


大韓民国の大田広域市


中国の瀋陽市


瀋陽市の中山遊園地のパネル


通路の展示は広告パネルに


アメリカのポートランド市


ドイツのミュンヘン市

いつからこれらの展示が始まったか知らないが、人通りもなく無機質な暗い感じになるよりは展示があったほうが良いと思う。
姉妹都市があることを知らないバカッター市議会議員もいることだし、こういうのあるんだというアピールは必要かと思う。



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