大仏亭 鉄の街室蘭(今はそうは呼ばないのかも)の国道37号線の高台を走る区間に忽然と現れる大仏。これは「ドライブイン大仏亭」の廃墟である。この物件は、このページを創めるきっかけとなった「ROADSIDE JAPAN 日本珍紀行 東日本編」(都築響一)の写真本の見開きに掲載されている。97年に出た写真集の時から廃墟状態であるこの物件は、大仏の他にも、日蓮大聖人の石像や、福寿堂や子授観音菩薩などと書かれた祠が4つ?ある。そして立った仏様も。 道内にはコレに似たような巨大施設モンテローザがある。この大仏亭はプチモンテローザといったところか…。ちょうど運命的にも廃業…。 |
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![]() 屋上に鎮座する大仏 |
![]() 仏像の蓮台が極端に大きい |
![]() 祠群と立ち仏像と雑草 |
滝野霊園 札幌南部には、緑に囲まれた広大な丘陵公園霊園が存在している。 入口では四天王のブロンズ像が出迎え、人頭有翼の獅子像の向こうに、巨大なイースター島のモアイ像が並んでいる。その向かいはストーンヘンジが原寸大で再現されている。札幌市中心部より車で40分で、世界の不思議旅が2つも味わえるのである。 ここから車で墓地までの道のりは約1キロあり、沢山のお地蔵様、仏像、観音様、その他訳の解らない石像が並んでいるのである。和洋折衷っていうのはこういうことをいうのだろう。 |
![]() 北の大地の巨大モアイ |
![]() 中国のテン・タンイさんが2,300トンの 石を提供して出来たストーンヘンジ カップルがデートしていても違和感無 1人で探索している僕は違和感有 |
![]() 人頭有翼の獅子像、奥はモアイ ![]() 訳の解らない石像と地蔵 |
![]() 有名な像なのか? ![]() 天狗もいるぞ、奥は観音様 |
![]() 子供連れが気楽に遊べるストーンヘンジ 本物ではまずありえない光景だ ![]() 墓石が規則正しく沢山並ぶ |
啄木浪漫館 石川啄木が192日間住んだ函館の東海岸の大森浜、啄木が好んでいたであろうこの地に土産物屋の二階に哀愁テーマパーク啄木浪漫館がある。 やや高めの入場料を払い、ロボット仕掛けの啄木先生がしゃべり、教壇に立つのである。かなり精巧に出来たロボットで写真を撮ろうとすると、スタッフのおばちゃんがやや照明を明るくしてくれたのがありがたかった。 10分くらいのショータイムだが、あまり感動はない。啄木の生い立ちがわかるような展示が他にある。 |
![]() 啄木小公園のとなりの浪漫館 |
![]() 熱弁をふるう?啄木先生 1体2000万円以上だとか… |
達磨大師像 函館湯の川温泉の近くに有名観光地トラピスチヌ修道院がある。修道院へは道道を曲がるのだが、その交差点に誰が決めたのか、道南名所第3位と書かれた達磨大師像がある。30mくらいの小山を階段で登ると、入口の似顔絵とは異なる優しげで趣のある赤い巨大な達磨がいるのである。なんだか、キリスト様にも見えてしまうのは修道院が近くにあるせいなのだろうか?名所にもかかわらず駐車場は無い。 |
![]() 道南名所?道南迷所?第3位 |
![]() 兎に角、大きいのである |
男爵資料館 トラピスト修道院がある上磯町。その修道院近くにこの男爵資料館がある。男爵という響き、日本っぽくないような。それはさておき、ここは川田龍吉男爵の農地跡を利用した資料館である。この川田男爵こそが、日本中のあの「男爵イモ」の生みの親である。 建物は、日本に唯一現存するキング型牛舎と最近立てられたと思われる資料館からなる。1900年代初頭の舶来製農機具や生活用品など貴重な資料が約5000点展示してある。 また、日本にただ1つ現存するアメリカ製の日本最古のロコモビル蒸気自動車の展示がうりだが、訪問時は明治村に貸し出し中であった。 川田男爵は、イモ作りが本業ではなく函館どっくの代表取締役の仕事の合間の趣味で園芸をしていた。 |
![]() 全景 |
![]() 奥は装軌式トラクター |
![]() キング型牛舎2階部分 |
![]() 日本最古蒸気自動車 |
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