舗装が始まって6キロ程走ると、厚沢部側の道路情報板がある(26)。
上磯側では「通行止」と掲示されていたが、こちらは「走行注意」で正しく掲示されていた。こういう案内は、道路を管理依頼されている人がサボらず正確な情報を伝えて欲しいものである。
砂利道部分約16キロ 路面★★☆☆☆ 景色★☆☆☆☆ 2003年9月中旬走行
2010年1月現在、2005年秋頃から長い間通行止めが続いていると思われる。もともと冬季は通行止。
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中山峠
函館から中山峠までは江差山道と呼ばれ、その先は、鶉山道、鈴鹿道路と呼ばれていた。鈴鹿道路の由来は、1858年安政5年に江差の豪商「鈴鹿甚右衛門」が私財800両を投じて山道開削をした功績をたたえたためである。
1923年大正12年、峠に延長115.6m、幅員5.5mのトンネルが開通、
昭和28年2級国道函館江差線となり、峠の改良工事が始まり、昭和41年延長580m、幅員7mの新トンネルが完成、昭和52年に全線舗装された。
稲穂峠
アイヌがこの峠を越えるとき「イナウ」を捧げたことから名がついた。和人も利用しており、木古内山道と呼ばれており、鶉山道が開削されるまでの唯一の東西横断道路。
1817年に幕府が改修し大正10年に馬車の通れるように改修工事、昭和37年改修工事で150mのトンネルが完成。 |