道道531号 小谷石渡島知内停車場線

松前半島の津軽海峡側、知内町と福島町の間には、標高794mの岩部岳をはじめとした山越え、そして海側は断崖が続き、海は矢越岬がある。

そのため松前半島の海岸線を通る国道228号は、この矢越岬を避け、岬から10キロ近い内陸を福島峠で交通している。

この矢越岬の前後の断崖の海岸線沿いの道はなく、東側の知内町側は道道531号小谷石渡島知内停車場線、西側の福島町側は道道532号岩部渡島福島停車場線が、岬の前後の集落までの行き止まりの道として存在している。

今回は、矢越岬の東側 知内町側の道道531号 小谷石渡島知内停車場線を走った時のレポート。

矢越岬の西側、福島町側の道道532号 岩部渡島福島停車場線を走ったあとに走行したものです。

福島町側からアプローチしたので、知内川を渡り、知内町役場を過ぎたところに道道の交差点がある(1)。古い道路地図を見ると道道は付け替えられている。道道に入り、右カーブを曲がりきったところで知内川を渡る(2)。渡った先で旧道との交差点がある。旧道は海岸線を進むが、道道は海岸線から500mくらい内陸の快走路を進む。(2)の煙突は知内発電所なのだが、これが出来た際に、道道が付け替えられたのではないでしょうか?

湧元の集落手前で道道は左折(3)。



(1)



(2)



(3)



(4)



(5)



(6)

 
左折してすぐの写真が(4)。矢印の掲示板で右直角カーブ。直角カーブの反対側から旧道が現れる。ちなみに、旧道区間はこの道の帰路に走ったが、発電所付近は立派な2車線道路(全線2車線)でした。

海岸沿いに走るが、消波ブロックが山積みになっている(5)。湧元港を過ぎると、いさりびトンネルを通る(6)。

そして、海岸にある長磯岬、狐越岬を回避すべくしおさいトンネル(7)を通る。脇には旧道のトンネル跡が残っている。

トンネルを抜け、海岸線を走る。ナマコ岬と言うところを過ぎたところの風景は、(8)のようなかんじ。
左端の岩場はイカリカイ島と呼ばれる。

(8)の写真の中央よりやや右側の白い部分は(9)。「道立自然公園 休けい所」と書かれたコンクリの建物がある。横の入口は便所と書かれていた。果たしてここで休憩する人間はいるのだろうか?



(7)



(8)



(9)



(10)



(11)



(12)

 
休けい所の少し先の景色(10)。そこから見るイカリカイ島(11)。荒々しい波が似合う風景だ。
天気が良ければ津軽半島も見ることが出来るであろう。

(10)の先のカーブを曲がるとイカリカイ駐車公園がある。こちらには見るからに綺麗なトイレも建っていた(12)。

その駐車公園の先は、見事なV型に切通した道を進む(13)。

切通しを抜けると小谷石の集落である(14)。

港を過ぎたところで道はY字路になり、ここに小石谷のバス停がある(15)。



(13)



(14)



(15)



(16)



(17)



(18)

 
(15)のバス停前のY字路の海岸線沿いの太い道が道道(16)で、分かれた道と再び合流する地点までが道道のようだ(17)。道道の先、矢越岬ほうこうに道が続く(18)。道路は電柱が映っている辺りで終わっている。 

路面☆☆☆☆☆
景色★★★☆☆
2006年5月1日走行



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