道道115号芦別砂川線は、名前のとうり芦別と砂川を結ぶ道路である。ただし、平坦な道ではなく、峠を超える細道なのである。 例えば、カップルがFFビッツのレンタカーでドライブ。札幌から富良野方面に行くために、国道12号経由で走ってきて、途中奈井江の道の駅でちょっと休憩して、そのとき助手席の彼女が大まかな地図を見て「砂川から芦別に出るのこっちのほうが近いよ」なんていうものだから、彼氏が「よーし、早くラベンダー見よう」なんて滝川に出ず、道道115号を走り出すと… 女「あれ〜?」 男「うっそ、なにこの道、何が近いだよ!」 女「あなたが選んだんでしょ!」 なんて喧嘩になってしまう可能性がある道だったりします。 近道だと思ったらあらあら?という結果になる、道道115号芦別砂川線を芦別側から一部紹介するよ。
ちなみに砂川の分岐から芦別の分岐まで、国道12号と38号を使った滝川周りは約36キロ、道道115号と国道452号を使った近道?コースは約34キロと、2キロしか変らなかったりするのであまり近道ではないのだが…。
芦別側の入口付近には、平成元年に廃止された三井芦別鉄道跡の鉄橋に機関車と石炭貨車が保存展示してある(1)。道道の入口には電光掲示板があり(2)、「通行注意!」と「この先一部区間 落石注意・路肩弱し」と交互に表示されていた。入口付近は道が狭いがすぐ立派に整備されてる。約4キロでこの整備された快適な道がダートになる(3)。 ダート区間になっても道幅は広く快適なのだが(4)、幅の広い区間は1.7キロで終了してしまう。その先は道幅が狭くなる。暫くは平坦で緩やかな上り(5)だが、ダート起点4キロ強付近から勾配はきつくなってくる(6)。また所々砂利が深い場所もある。ダート起点から約7キロで歌志内市に入ると共に峠のテッペンでもある(7)。 峠を上りきり、歌志内側に入ると一部視界が開けるが景色は良くない(8)。歌志内側は、カーブが芦別側よりややきつく、かつ道も悪いような気がした(9)。途中、何故かコンクリートブロック造りのトイレが道路沿いの草叢にあったりするのが謎である。こんな場所で誰も使わないだろ〜。そしてカントリーサインから7.4キロで舗装になり、道幅も広くなる(10)。 |
(1)三井芦別鉄道の保存車両 |
(2)入口には警告、案内がたくさん |