カムイミンダラ 神居ダム見んなら 老知安林道




今回は、旭川南部の神居ダムへの道です。神居ダムは1979年着工、1997年完成した。

旭川から国道237号で美瑛方面に向かい、西神楽を過ぎ国道452号の分岐を右折そして道なりに約3キロ走ると、分岐の青看板が登場(1)。ダムは右の方へ。

青看板には分岐している方面に何も書かれていないので、この看板はあまり意味がありませんね。でも、看板には何も書かれていないようだが、「神居ダム」と書かれている上に青いのを貼り付けてあって、行き先を隠しているのである。

もしかして、神居ダムまで行けないの???

国道から分岐すると、電線が道路沿いにあるが、民家は無い。電線も500mくらい走ると、併走する美瑛川の対岸へと渡ってしまう。

暫く2車線分の舗装路が続く(2)。

美瑛川を境橋で渡る(3,4)と道は2車線から1.5車線へ。 

舗装具合も著しく劣化した状態となる。舗装しているにもかかわらず、舗装がえぐれ、水溜りが沢山出来ている(5)。速度を出した状態でこの深い水溜りにタイヤをとられるとパンクするんじゃないか?と頭をよぎる。

そんな感じだから、砂利道を走るよりも慎重に水溜りにタイヤを落とさないように路面を選んで走る。



(1)国道452号より分岐



(2)2車線分の舗装路



(3)美瑛川の境橋



(4)美瑛川



(5)舗装してあるが…深い穴が



(6)老知安林道のゲート



(7)こんな感じの道を走る



(8)営林関係の小屋が現れる


(3)地点からすぐのところで美瑛川の支流のオイチャヌンペ川沿いの谷を走る。国道からの分岐地点から1.8キロほどで、ゲートが現れる(6)。クマ注意の看板が目を引く。このゲート横には「老知安林道16.4キロ」の表記がある。

さて、老知安って書いてなんて読む???

正解はオイチャンですね。「おいちゃ〜ん」と書くととても親しみのある名前ですね。道は、一部舗装の状態が良い場所を走ることは走るのが、突然(5)のようなやつが現れるの油断は出来ない。怖いオイチャンなのである。さらに酷いところでは道の半分以上が水溜りだったりする。道は川沿いを走るので平坦だが道は曲がりくねっている。

道が舗装されたのは、ダム工事の際だろう。竣工が1997年、何年前に舗装されたんでしょうね?

ゲートより6キロほど走ると少し開けた場所に出る。そこには1件の年代物の家が現れる。しかし人が住むような感じではないかんじで、どうやら営林署管轄の作業詰所のようである(8)。

小屋の横はY字路となる(9)。右の道は「雨紛林道7.4キロ」と表記されている。雨紛林道は、ツーリングマップルには表記されていない。アルプス社の電子地図プロアトラスを見ても道はきわめて細い線で表記されている。

 



(9)小屋の横でY字路



(10)神居ダムへは立入禁止



(11)横に道があるが草ボウボウ


(9)の道を道なり(右)へ進み、200m走り「あさやけ橋 39年竣工」でオイチャヌンペ川を渡るとまたまた分岐。

しかし…

ダムへ上がる道は通行止、立入禁止。残念ながらこの先は行けない。見んえんだらでした。

そして旧道と思われる堰体下部方面へ分岐していく道も、すぐ草ボウボウ。

クマさんもいそうなのでこの先は徒歩でも行きたくありません。ダムのセキュリティーも引っかかったら事ですので…。ちなみに、ここからダムの堰体までは500mくらいあります。

老知安林道は16.4キロあるのでそのうちの約6キロしか走れませんが、こちらも地図を見ると、ダム湖のさらに上流まで続いているようです。

また、神居ダムにはデザインが素敵で立派な建物があるようです。立入禁止だから見ることが出来ません。

こんな結果で引き返します。


(9)地点の小屋を過ぎ橋を渡ります。川でも撮影しておこうと、ふと横を見ると、橋脚跡が…(12,13,14,15)。ちなみにこの橋は36年竣工だからそれ以前のものだ。…ひょっとすると林鉄??

でも、こんなところに林鉄が走っていたという記録は無いはず。っことは(13)の橋の旧橋脚??。

最初に書いたとおり、ダムの着工は1979年昭和54年。ダム工事のために強度のある橋に架け変えたわけではない。

引き返す際に、今まで渡ってきた橋の横を見ると、あるじゃないですか〜、ゴロゴロと橋脚跡が。

こんな道に歴史あり。何時の頃からこの道はあったのでしょうね。



路面★★☆☆☆
景色★☆☆☆☆
舗装路なのに砂利道よりも気を使う道。ドライブしてもつまらないかも。

2005年9月下旬走行

 



(12)帰り道にて 橋を渡る



(13)昭和36年製の橋



(14)橋の横には橋脚



(15)旧道の橋脚??



(16)違う橋より橋脚跡が川に



(17)またまた橋脚跡



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