何処がゴールだ?第一縦断林道 と

支笏湖南側の口無沼と丸山遠見望楼

その2


 国道を右折して支笏湖方向へ1Kmほど走る。すると右手に林道入口が現れる。ここは、スピードを出しているとわかり辛い。林道名はまたまた「第一縦断林道」。先ページの国道の東側の林道とこの入口は、国道をはさんで距離が離れているのである。
 第一縦断林道は、国道276号をはさんで東西に延びているんだね。で、いったい何処まで第一縦断林道は続いているのだろうか?

 西側の道は、東側と比べるとアップダウンとカーブが多い。分岐の案内が無い迷いそうな分岐を左へ行く(21)。
 (21)地点から約2Kmで林道の交差点がある(22)。ここは、第一縦断林道と第二縦断林道の交差点であるが、轍は右方向についているので右折をする。ここには道標は無い。第一縦断林道は直進だが、これは苫小牧市糸井方面(海側)へとつながっているので、第一縦断林道のゴールはこちらにあるのでしょう、きっと。
 第二縦断林道も道が太いのだが、カーブには駅のプラットホームみたいな中央分離帯があったりする(23)。(22)から2Km半走ると木が中央にあるT字路で第二縦断林道は終点である(案内なし)(24)。



(20)第一縦断林道入口



(21)分岐を左へ



(22)第一から第二へ右折



(23)林道に中央分離帯!?



(24)林道は分岐だらけ



(25)右折で口無沼へ



(26)狭く心細い道



(27)口無沼とハイカー



(28)静かな口無沼
 (24)地点を左に曲がり1Km走ると口無沼の入口がある(25)。口無沼までの道はやや細く(26)、300m程で沼が現れる(27、28)。湖水の流出口が無いことが口無沼の由来であり、静けさがなんともいえない。
 口無沼の周囲は「冒険の森」と書かれた遊歩道があるが、人気も無く本当に冒険になりそうなので進入はしなかった。(27)地点の隅に過去に整備したが、使われていないトイレが草に埋もれていた(29)。こういった場所の、トイレ事情というのは、考えるところがあるよね。

 来た道を戻り、(24)地点を右方向へ(口無沼からは直進)進むと丸山林道になる(30)。いたって単調な景色の中に、普段は水の流れない川が現れた(31)。これはこの辺の土が火山灰で水の吸収が良いためで、雨が降ったりした場合のみ水が流れるんではないであろうか?(オフロードタイプのバイクでは走れそう)。
 丸山林道を約4キロ走り、(32)地点を左折して丸山遠見望楼へ向かう。あとは道なり(33の直進は通行止)で遠見林道を走り緩やかな上り坂の終点が丸山遠見望楼(35)である。
 標高327m、古くは明治時代から周りの森を見渡すために見張り所として機能していた。H12年に建て替えられた望楼に登ると、360度の大パノラマが広がっているのだ(36〜39)。夕方だったので写真がやや見難いかな?。北側は、紋別岳東側は千歳市、南側は苫小牧市と手前の国道276号右と山線(王子製紙の森林鉄道)跡左、西側は風不死山が樽前山見渡せる(丁度夕日が見えた)。
 こちらにもトイレ(笑)の画像ならびに遠見林道の模様はこちらを参照。
 来た道を戻り、(32)地点を右に行き丸山林道を走り国道276号へと出る。

 支笏湖のすぐそばに、口無沼や丸山遠見望楼があるのはあまり知られてはいないが、景色が良いので訪れる価値はあるね。


走った林道
第一縦断林道・第二縦断林道・丸山林道・遠見林道・名前のわからない林道

路面★☆☆☆☆
景色★★☆☆☆
景色は林道内は単調だが気持ちよい
2002年9月後半訪問



(29)草に埋もれたWC



(30)丸山林道を走る



(31)枯川、水が無い川底



(32)遠見望楼への道



(33)左折する(直進は通行止)



(34)遠見林道



(35)丸山遠見望楼



(36)望楼からの景色、北



(37)望楼からの景色、東



(38)望楼からの景色、南



(39)望楼からの景色、西



(40)国道273号の出口


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