with白滝シリーズ

 with白滝シリーズは「石北本線忘れられる駅」のおまけコナーです。
 紋別郡白滝村のプロフィールを述べておきましょう。白滝の由来は、湧別川の上流に水しぶきが飛散して岩肌をかすめるほどの滝がある景勝で、いつしかこの付近を「白滝」というようになったかららしい。滝は大正11年の大雨で形が変わってしまい滝の規模が小さくなったが、昭和21年8月に開村時に村名とした。白滝村は面積342.96平方キロメートル、人口1280人、562世帯(h13.4現在)で、気象状況として最高気温33.6℃、最低気温−23.9℃、平均4.9℃です。はっきり書いてしまえば、田舎なんです。
 この村には石北本線が東西に走っており、駅名に白滝が付く駅が廃止された奥白滝駅を含めて上白滝、白滝、旧白滝、下白滝の5駅もある。白滝だらけで、なんだか不思議な感じしませんか?。ここではその5つの駅のうち「石北本線忘れられる駅」で紹介した奥白滝を除いた4駅を簡単に紹介していきます。

奥白滝駅

白滝シリーズ最初の駅。といっても平成13年6月30日をもって廃止されてしまった。(石北本線忘れられる駅参照)

上白滝駅

 奥白滝から国道を走ってくると、湧別川の橋の袂に、滝の上駅逓跡の石碑がある。上白滝は滝ノ上という地名だったので、山を隔てて隣接する紋別郡滝上村を混同するため滝上村と間違えて入植したもの、またその逆もあった。明治45年紀州団体によって開拓が始まった。
 駅周辺は民家は10軒?(もっと少ないかも)くらいあり、駅はすれ違いできないタイプで古い駅舎とホームひとつである。


白滝駅

 白滝市街地の歴史は、未調査(忘れてた)。

 駅は商店や民家の集まる中心にある。
 白滝村の中心に位置している駅は、特急列車も停車するのでホームもやや大きい。駅の横には開通記念の石碑がある。


旧白滝駅

 旧白滝は明治35年に石上藤蔵が入地し、同37年植民地開放された。白滝村の中では最初に開けた地域だったため、旧白滝という地名がついた。
 駅の周りには農家と、廃校の跡がある。
 駅は、付近住人の要望により昭和22年2月11日旧白滝臨時乗降場として使用開始。村としては一番最初に開拓されたのに、白滝シリーズの駅の中で一番最後に出来た。駅は小さなホームと待合室がある。これらは、付近住人の協力によって造られた。


下白滝駅

 明治42年に開拓が始まる。同24年には、旭川〜網走間中央道路開削に従事した集治監の分監があった。
 旧白滝から下白滝に向かって国道を走ると、旧道と思われる道に「村名”白滝”発祥の地」と書かれた石碑がある。この裏に滝がある?。
 下白滝の駅前は、子牛がケージにたくさん入っている牧場と防犯連絡所と書かれている一軒の民家があり、民家があったであろう空き地があとは広がる。駅は、すれ違い可能。

 


石北本線忘れられる駅