ハヨピラ公園(UFO基地)

平取町の中心集落からやや離れた山の尾根に白い三角形のコンクリートが見える。ここがハヨピラ公園、通称UFO基地なのである。何故ココにUFO基地があるのか?
ハヨピラはアイヌ文化神オキクルミカムイがカムイシンタという「空飛ぶ龍」に乗って降臨したとされる伝説の地なのである。オキクルミカムイを宇宙人、カムイシンタをUFOと信じた団体CBA(コズミック・ブラザーフット・アソシエーション)が、UFOを呼んで友好を深めようと1964年から67年にかけてCBA会員だけでこの施設は作られた。しかし完成してもUFOは来ない…。嘘のようで本当の話である。
この撮影時、デジカメの設定が滅茶苦茶になって露出が狂って殆ど写真が無駄となった。これもUFOのせいなのか?。


沙流川の流れの向こうの山に
白い三角形が見える



オキクルミカムイのコンクリート像
この他にもジェット機のオブジェ、アイヌのモザイク画がある。

公園(基地)入口、
なかなかイイ感じな門でしょ?
この坂を上がっていくと
オキクルミカムイ像が祭られ
急な階段と三角形が…。

急なコンクリート階段が三角形まで続くが崩壊著しく途中から立入り禁止である。そして中腹にはUFOが…。UFOの下にいるのは宇宙人ではなく地元の子供である。
真ん中の的めがけてUFOが来る予定だったのだろうか?。


タイミングよくUFOを彷彿
させる飛行機雲が。




万里長城

下川町市街から南に向かってしばらく走ると野球場が見えてくる。その外野の辺りからこの万里長城が始まる。この長城は町のカントリーサインにも描かれているくらいである。
この長城は石を買ってそれに名前をを彫ってくれて積んでくれます。公園の中には下川町ふるさと交流館(中国っぽくない)があり、町を紹介している。長城は総距離2キロ。




入口を入ると公園になっている








細川たかし記念像

じゃがいもの産地として有名な羊蹄山の麓の真狩村は、歌手細川たかし生誕の地である。彼は昭和25年6月15日にこの地で生まれ、中学生まで過ごしたのである。昭和50年「心のこり」でデビュー、その後「北酒場」「矢切の渡し」「浪花節だよ人生は」など数々のヒット曲を世に送る。
この記念像は平成6年、芸能生活20周年記念として、本人ではなく真狩村が立てたのである。


  
雄大な羊蹄山をバックに街の中を流れる川沿の場所に、この像がある。
マイクを片手に歌っている細川たかし像には彼の手形あり、これを触ると、
前出した4曲とメッセージが大音声で流れる。川のせせらぎと熱唱する像は、
ミスマッチな感もあるが、思わず「北酒場」を口ずさんでいる自分がそこにいた。





北海道子どもの国(ふしぎの森)

北海道のほぼ中心部に位置する人口約4万人の砂川市。公園の中に都市がある、美しいまちづくりをめざし、市民一人あたりの都市公園面積は163平方メートル(平成13年3月現在)と日本一である。その公園のひとつである北海道子どもの国には、ふしぎの森という世界の7不思議といわれているものを学ぶことのできるところがある。
1ピラミッドの中は滑り台やトランポリンなどの遊具、2各施設を結ぶ下川町のソレと比べるとかなりしょぼい万里の長城、3エゾマツ林の森の迷宮、4滝野霊園のソレと比べるとまたまたしょぼいストーンヘンジ、5絶対このような形じゃなかったであろうファロスの灯台、6中部は(鍵かかっていたよ)傾きが体験できるピサの斜塔、7土管によって作られた地下迷路地下墓地カタコンベがある。
はっきりいって、道立のこの施設、民間では考えられない中途半端な出来映え。いくら子ども相手の施設でも、これではすぐ飽きてしまいそうだ。
ところで世界の7不思議って上記のものだっけ?。バビロンの空中庭園、アルテミス神殿、ロードス島の大巨像とかあったような…、ここにある7不思議は時代背景が統一されていないのである。世界の不思議は決して7つだけじゃないのだね?。
財団法人北海道子どもの国協会はHPを作っている。ニカさんのHPでも触れられているが何故だかリンクフリーではなく許可をえないとダメなのである。これはこの施設の酷評されるのが嫌なのだろうかね?。ちょっといつになく苦言をしておこう。



ふしぎの森への入口のピラミッド



万里の長城



森の迷宮



ストーンヘンジ



ファロスの灯台



ピサの斜塔



カタコンベ




穂別地球体験館

水と緑に囲まれた静かな山あいのまち穂別。46億年の地球創造のドラマを、ここ地球体験館では「視覚、気温、音、光、水、振動」などでかなり?リアルに地球上の8つの極地・秘境の冒険常設展示を迷彩服を着た(制服は何種類かあるみたい)ガイドと一緒に30分ほどで周るのが売りです。7億円かけて作られただけあって演出が凝っていてニクイ。撮影禁止なのが勿体無いが皆に伝えるためコッソリ撮影。フラッシュ厳禁。

 
建物の入口には温度差に注意の警告文が…

気温30度湿度80%の熱帯雨林ジャングルを通り、40億年の太古の海を模した恐竜のオブジェのある浅い池を巡ると砂漠エリアへ(下写真)。ココは摂氏50度もあり、確かに暑かった。次は46億年前のマグマの海へ。


見事な砂漠のオブジェ

番外:進化の道
化石が豊富に発見される穂別町の中心部の街灯には,アンモナイトやカメなどのオブジェがついており、進化の道と名づけられているが、名前負けしているのが実情?のようであった。
穂別道民の森には恐竜のオブジェが何個かあるみたいである。


穂別のメインストリートとオブジェ

マグマの海を越えると、急に温度は下がって-50度の世界氷河期(下写真)になり、この温度差は健常者でも体に悪い。この後は暗い場所ばかり大気圏、海洋底、宇宙と続く。子供は暗がりになると飽きてくるが…。


2千年後にやってくると予想されるNYの景色



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