十字路右折は道が悪い。普通乗用車では走らないほうが無難だ(9)。この道は、山軽駅前通りである。笹薮と、何本かの木があるだけの原野となっている。かつては、この道の両脇に、民家や商店、木材置場などが並んでいたのであろう。
突当たりの駅跡の手前右側に、古井戸を発見(10)。泥炭地であるので水質はどうだったのだろう?。駅前は雑草が茂っていて泥の轍がある。
ホーム跡には待合室?らしい建物が、サイクリングの休憩所として残っているが朽ちている(11)。
駅名板が残っているが、錆びていてかろうじで「やまがる」と読み取れるが、隣の駅名は判らないくらいになっている。3年前に訪問したことがあるが、風化が進んでいた(12)。また、駅舎跡の基礎が残っている(13)。
十字路に戻り旧国道を進む(14)と、左手にクッチャロ湖小沼が見える。この笹原も開拓地だったのだろう(15)。
やがて道路は右カーブで森林地帯へ(16)。すると一瞬進むのを躊躇うほど笹が道を覆っていた(17)。3年前はこんな感じじゃなかったのに…。廃道になる勢いだが、今回はレンタカーなのでもちろん進む。
路面は問題ない状態だが、笹が車体を擦る音が…。
写真にはないが、再び踏切警戒標識が現れて、天北線と交差する(18)。笹の道路進出は治まらない…。
緩やかな上り左カーブを曲がると牧草地となり、笹の道路進出はなくなる(19)。そして現国道を走る車も見えてくる。やがてその国道に交差して旧道は終わる(20)。
路面★★★☆☆ 景色★☆☆☆☆廃線巡りが楽しめる 2005年6月4日訪問
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