西瓜峠の道



富良野市、西達布から、麓郷に抜ける町道には、西瓜峠という名前の峠がある。西瓜の読みは「にしうり」じゃなくて、「すいか」です。読めますよね。



 
西瓜峠の由来は、西瓜峠は東大演習林内にあるのだが、その初代演習林本部長の林長川瀬善太郎が林内視察で西達布から麓郷への途中、残暑が厳しい日で水を求めたところ西達布保護所主任地引平吉がスイカを進上したところからである。

当時の西瓜峠は現在の車道の峠より800m西方の川松沢と一の沢間の峠と推定される。

西瓜峠に対して、ほとんど知られていない南瓜峠がある。南瓜峠は、現在は地形図には反映されていない。

文献見ても、文献内の地図では、道路があるような場所ではないが、付表では南瓜峠の場所は国道38号線としか書かれていなく、地図を見ても峠らしい所ではなく、南瓜峠の由来は書かれていなかった。



 
レポートでは、西瓜峠越えの道を西達布しらはぎ から走ってみた。



(1)



(2)



(3)

 
国道38号、富良野市西達布しらはぎ から 市道?農道?川松沢線に曲がる。(1)写真見ても交差点わかりにくいと思うが、注意していながら走ったのに、うっかり通り過ぎてしまった。

曲がってすぐ農道?の案内版(2)があり、その奥には東大寺。

そして川松沢川の谷の軽快な舗装路が続く。正面に富良野岳などが見えるところもあるが、残念ながら雲に半分隠れてしまっていた(3)。

約4キロ走ったところで道路は狭くなり(4)、(4)の写真の民家を越えてすぐ、先ほどまで左側をチョロチョロ流れていた川松沢川を渡って砂利道となる(5)。2車線区間が農道の補助を受けて作られたのかな?

川松沢川を渡ると、東大演習林の峠越え区間である(6)。

市道?東大の管理する道路???



(4)



(5)



(6)



(7)



(8)



(9)

 
走りやすい緩い上り坂のダート道で、右カーブを抜け、演習林内道と交差する辺りがサミットである(7、8)。

やや見通しの悪い左カーブを曲がる(9)。走っていて比較的対向車が多かったが、この区間ですれ違った車は、スピードを出してきていたのでちょっとヒヤッとした。安全運転を心掛けたいところである。

カーブを過ぎると、直線的な下り坂、そして下りが終わり緩いカーブを繰り返して森林を抜け、右からの道と合流するとそこからは舗装路となる(11)。
 



(10)



(11)



(12)

 
道道東山富良野停車場線の旧道と合流?(地形図には反映されていない)して、最終的にはその道道の現道とぶつかって道は終わる(12)。

路面★★☆☆☆
景色★☆☆☆☆
2007年6月走行



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