道道70号 平岳越えの砂利道区間
   



 芦別美瑛線。滝川方面から美瑛に向かう最短ルート。しかし、砂利道、峠越えと条件が悪い道で、快適ドライブを望むことは出来ない。今回紹介する区間の峠越えの区間は、11月から5月まで冬季閉鎖となる。雪が有っても無くても夏しか走れないのである。

 美馬牛から道道70号を走ると、美瑛らしい風景はあまり出会えない(景色が悪いわけではない)緩やかな峠を越え二股川沿いに進む。
 峠区間の前に付け替え区間があるのでその区間を走ってみた。道路を付け替えて立派な上り坂になる地点で、旧道のほうの左の道を進む。この道は千望峠へと通り抜けが出来ないことになっているが…(1)。付け替えた理由が良くわからない。
 やがて新道のフラヌイ大橋が見える地点にくると、道道70号の旧道の入り口が現れる(2)。



(1)道道581旧道



(2)道道70号旧道と新道の橋



(3)橋より平岳方面を見る



(4)旧道入り口を見る



(5)新しい分岐点



(6)ゲートがある



(7)旧道と合流



(8)旧道と合流箇所よりダート狭路



(9)白樺林を上る



(10)木々の隙間から盆地一望
 ただの林道じゃないか、というような旧道。旧道は通行止だが、新道の橋から見ると良くわかる(3、4)。(3)の左の山のトンガリが平岳?。

 新道に戻り橋を渡った先に分岐がある(5)。分岐路は快適な道でこの先の悪路を感じさせないが、1キロも走らないうちに旧道と交わる地点から砂利道となる(7、8)。旧道を拡幅して工事終わりでも良さげなんだけど、あの大橋ね〜。無駄だ。
 砂利道区間になると、道幅は離合するに十分だが、勾配がきつくなる。森の中(9)をヘアピンカーブ繰り返し、標高を稼ぎカーブの横に駐車スペースが有る地点(11)では、富良野盆地を木々の隙間から見ることが出来る(10)。
 カーブを超え、やや上ると美瑛町と芦別市の境界(支庁境界)となる。(12)。写真をとるのにFFのレンタカーを路肩に止めるとタイヤ空転するくらい砂利が深かった。

 下りになると、芦別の緩やかな山並みを見ながら走ることとなる(13)。ヘアピンカーブを繰り返し、カーブとカーブの間は長い直線区間もあるが、道幅は広いが(15)砂利が深く、轍を踏み外したくない道である。下りでスピードを出して、対向車が来た場合、砂利にハンドル取られ、ブレーキ制動距離が異様に長いので気をつけたいところである。
 長い下り勾配が緩くなった地点付近で、道路工事の進んでいない狭路区間では、すれ違うのは困難を極める(18)。新しい橋があるのだが狭い(17)。新道工事に向けて工事車両が渡れる強度が無い古い橋を架け替えたが、新道が完成すれば無用となるため、このような橋なのだろう。

 狭い区間を抜けると砂利道だが立派になり、除雪の矢印もある(19)。ちょっと走ると快適舗装路となり(20)、3〜4キロ走ると再び砂利道となり、発電施設が現れるとT字路となり右に道道978号を分岐(21)、左折して空知川沿いを500m走ると国道38号線野花南大橋横に出る(22)。

 道路の合流地点の影にカクレンボしている白黒の車を見たことがあるので、国道38号線走る際はスピードに注意。尚、富良野方面に曲ったすぐの所に滝川方面車線にオービス有り。 (22)の写真見てもらうとわかるけど、富良野方面(写真左)への車を狙い撃ちするには良い狩場となるシチュエーションなのかな?


路面★★☆☆☆
景色★★☆☆☆
砂利の深い箇所多数
2003年6月上旬訪問



(11) (10)地点のカーブ



(12)分水嶺(支庁境界)



(13)下りカーブ砂利深し



(14)直線区間も多い



(15)芦別側は道幅が広いが…



(16)道路工事区間より狭い



(17)狭い新しい橋



(18)離合したくない区間



(19)走りやすいダート



(20)一部舗装路となる



(21)道道978号と分岐



(22)国道38号に出る



こんなところ走りましたに戻る