その二


道道610号占冠穂別線は名前の通り、穂別(現むかわ)の富内から、占冠のニニウまでの間の道路で富内側、ニニウ側ともに取り付けの他の道道使うと、穂別と占冠の中心部を繋いでいるのである。
この道は、崖がある蛇行する鵡川沿いを進むので、頻繁に崖崩れがおこり、不定期に通行止の時期が続くことが多い。道も狭いこともあり、いつも通れるわけでもないので通行する車は多くない。

今回は、2005年9月25日、北海道観光大全の「鬼峠」さんの運転協力により国道274号北側のレポート化が実現しました。

一つ前のレポートはこちら

道道610号 占冠穂別線 北側 その一

国道274号より南側のレポートはこちら。

道道610号 占冠穂別線 南側 その1へ
道道610号 占冠穂別線 南側 その2へ

福山から占冠ニニウ方面へ。国道274号からの入口は南側の砂利道細道と比べ舗装2車線といった具合である(10)が、少し走ると道幅は狭くなり、ウネウネした道となる(11)。
蛇行する鵡川が見えてくると(12)、道は平坦なりにもクネクネ道となる。



(10)福山北側入口



(11)2車線はすぐ終わる



(12)鵡川の流れは少し緩くなる



(13)直角カーブ、直進は×



(14)橋を渡る



(15)くねった道


左急カーブを曲がると、道道は直角カーブで橋を渡る(13,14)。橋はすれ違うことはまず無理。ちなみに直進する道は実際通れるかは別として、地図を見る限りでは穂別ダムへ出ることが出来る模様。(15)のような道がを進み、視界が開けると、何らかの工事現場となていて、そこからはこれまた地形図で見ると、鵡川を渡り国道274号線に繋がっている林道上福山線が分岐する(16)。林道はダンプによる轍が目立った。

道道610号を進むと、舗装状態は酷く波打っていて、普通に走っていても車の底をするという有様(17)。そんな酷い舗装状態も、砂利道になる(18)。

砂利道のほうがよっぽどフラットで走りやすい。



(16)川を渡る?林道上福山線



(17)舗装状態が酷い



(18)砂利道へ



(19)道路情報に「がけ崩れ」



(20)鵡川の川幅広くなる



(21)殖民区画に沿った?2車線区間


沢にかかる橋は、欄干が白色のガードレールばかりである(19)。

やや緩やかな鵡川の流れに沿って、木の電柱と砂利道といったシチュエーション(20)を抜けると、道は2車線舗装路、道路の上には矢印↓(固定式視線誘導柱)まで着いている快走路となる。鬼峠さんの話では、この区間は殖民区画の開拓地で道も直線的であると(かなり曖昧な記憶ですが)言ってました。(21)【記述に間違いがありましたえらご指導のほどよろしくお願いします】

快走路もほんの僅かで、また先ほどのような砂利道となる(22)。カーブを抜けたあたりに旧穂別町と占冠村の境界(支庁境界)がある。

直線の道を進むと正面からダンプ登場。その手前に石勝線清風山信号場への道が分岐している(23)。この分岐道の先では道東道のトンネル工事が行われている模様。

工事を裏付けるように、道道を進むと正面に工事現場が現れた。

鬼流橋を渡る(写真なし)と正面に盛土にビニールシートを覆った部分が目に入る。そして橋を渡りカーブを曲がるとそこは道道と高速道路がクロスする場所で、橋脚の工事が行われていた(24,25)。元々直線区間だったはずだが、工事のためかなり湾曲したを強いられる。

やがて工事区間を抜け暫く走り下り坂になると、ゲートが見えてくる(26)。



(22)カーブを曲がると占冠



(23)工事が盛んな信号場への道



(24)高速道路の工事区間



(25)橋脚工事、真っ最中



(26)道道610号のゲート



(27)来た道を見る



(28)道道136号、夕張方面のゲート


道道610号占冠穂別線は、ここパンケ橋ゲートで名前を変え、占冠中央へ行くのは道道136号夕張新得線となる。

夕張新得線の夕張側にもゲートがあり、こちらは閉まっていた(27,28)。

むかわ町(旧穂別町)福山〜占冠村ニニウ (道道610号北側)
路面★★☆☆☆
景色★★☆☆☆
2005年9月25日、北海道観光大全の「鬼峠」さんの運転協力


道道136号 パンケ橋〜ニニウ〜赤岩橋 その1

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