丘のまち美瑛の西側には観光客も地元の人も？ほとんど走らない道道５８０号美馬牛神楽線がある。
美瑛市街からマイルドセブンの丘への道を真直ぐ行き、国道４５２号とぶつかる所が出発点である（１）。道は整備されており、快走路が２キロ半続く。この区間にだけ道道番号つきのヘキサ標識があった。そして道２本（旧道？）が合流してくると、砂利道となり狭くなる（２）。
砂利道になったらすぐ分岐があるが、道の悪いほう（直進）が道道である（３）。ちなみに分岐する舗装路は今年から舗装されたみたい（何故この道を舗装なのか…）。そして１００m進むと左折の指示があり（４）、左折すると狭い橋を渡り（５）、カーブの続く狭路を上っていく（６）。２年前くらいにこの道にコンクリートの側溝の工事をしていたが、落葉に埋もれて意味無いような気もする。
１キロほど上っていくと急に視界は開け丘の中を走る（７）。この辺りは離合箇所が無くすれ違いは結構厳しいのである。
離農した家を過ぎ、そして右カーブする辺りの進行方向左側の景色が素晴らしい（８、９）。旭岳、十勝岳などの大雪連山が見える。残雪のあるこの季節、また秋の雪が積った山を眺めるにはとてもよい場所である。この付近も道が狭く、農作業車が頻繁に通るので注意が必要である。
そしてこの道のサミットと思われる場所もまた景色が良い（１０）。この地点にはかつて雰囲気のよい木が立っていた。２００１年秋通ったときは存在していたが２００２年春に通ったときには残念なことに木が無くなっていた（１１、１２）。農作業の妨げになったのだろうか？
この道を初めて走る前に「えのページ」のなかのページを見て、この木についてのコメントが「一幅の絵のような風景」と書かれており、すごく走ってみたいと思ってワクワクしながら走ったのが最初であった。でも現在はこの木を見ることは出来ない。１２の写真は２００１年９月撮影である。
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（１）国道４５２号からの分岐 |
（２）道が細くなる |
（３）道が分岐を直進 |
（４）美馬牛方向は左折 |
（５）左折すると橋がある |
（６）丘を上る狭路 |
（７）丘の上に出た |
（８）丘より旭岳方向を見る |
（９）十勝岳方面を見る |
（１０）丘のてっぺん、見晴らし良 |
今走ると、木があったことなんて感じさせないので淋しいのである。ここからはある程度、道幅も僅かに太くなり離合も大変ではなくなる。
道は、畑の中の砂利道で雰囲気も良く気持ちが良い。下りの曲がりくねった道の正面に十勝岳が見え（１３）、カーブを曲がると今度は進行方向右に雄大な山々を見ることが出来る（１４）。反対方向から上ってきてた場合、最初に目に飛び込んでくる景色がこれになる。
反対側には畑が広がり、１５の写真は丁度夕方に走った時のトラクターがいい感じだったので撮ったものである。
ここから先は森の中をカーブを繰り返し下っていく（１６）。一箇所１８０度ヘアピンがあり、ここを過ぎると舗装路に合流する形で１７の橋を渡る。
橋を渡るとすぐ砂利道になるが、この区間はほんの僅かでまた舗装路となり、橋から２．５キロ走ると、道道７０号線にぶつかり、道道５８０号線は終わる（１８）。ここには道道の案内板は何も無く、ここが道道なのか農道なのかよくわからない感があるのだ。
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（１１） 10地点を見上げる |
（１２）かつて形の良い木があった＃ |
（１３）道は下りになる |
（１４）カーブを曲がるとこの景色＃ |
（１５）日が沈む＃ |
（１６）さらに下る、急カーブ多し |
路面★★★☆☆
景色★★★★☆
途中の木が残っていれば
★★★★★
２００３年の６月上旬の訪問記
写真中、＃は２００１年９月撮影 |
（１７）下ったところに橋 |
（１８）道道７０号に出る |
