道道137号 遠軽雄武線 


紋別市の山奥区間


道道137号遠軽雄武線は、名の通り遠軽町と雄武町を結ぶ道道だが、実際は雄武町側はほとんど工事が行われることなく工事中止で、遠軽町〜紋別市〜滝上町〜西興部村の区間が開通している(語弊があるかもしれませんが)。

今回は、紋別市の上渚滑町中牛立と鴻之舞間の2003年?2004年?に開通した区間を紹介する。この年の地図は、道路は工事中もしくは描かれていなものが多数。

紋別市の地名に上渚滑町とあるが、ここは元々上渚滑村であった場所で、昭和12〜29年の自治体名で渚滑村が改称して成立した。29年、紋別町、渚滑村、上渚滑村が合併したことで紋別市となり、昭和34年?からは上渚滑村であったところは上渚滑町○○という行政地名となっている。

道道305号紋別丸瀬布線の中立牛の分岐を左へ。「立牛駅逓跡」の碑を過ぎ(1)しばし進み、上古丹(うえこたん、ウエンコタン)と、道路情報版があり(2)、「開通、通行注意」と出ている。



(1)



(2)



(3)



(4)



(5)



(6)

 
そして青看板がある(3)。道道は左カーブを道なりに進むが、右というよりは直進的に分岐する林道上古丹線方向に開拓が行われた。現在は丸立峠方面へ抜けることができる模様(4)。この分岐の反対側には「上古丹神社跡」の碑がある。空地の奥にあるものがそれであろう。

現在この付近は無人地帯である。

カーブを曲がると、道は砂利道なるが、橋のある区間では舗装となっている(6)。

道幅は2車線分あるので、砂利道にしては快走路である(7)。そのせいか、地図にはまだない道なのだが、この地域の人であろう対向車と何台かとすれ違った(8)。



(7)



(8)



(9)



(10)



(11)



(12)

 
徐々に高度を上げていき、切通し、橋梁等で勾配は比較的緩い。やや大きいカーブした橋付近が峠上となっている(9)。橋の上から見た景色はただ山がつながっている(10)。

橋を渡ると砂利道、舗装路と一方的な下り、こちら側の勾配は上古丹側に比べ強くなっている(11)。やがて勾配が緩くなった場所は鴻之舞、ここで道道305号紋別丸瀬布線にぶつかる(12)。

このページの道路
路面★☆☆☆☆
景色★★☆☆☆
2005年6月5日通行




こんなところ走りましたに戻る