アップダウンの繰り返し

虹別林道


 養老牛温泉からダートの道道505を進み、川沿いに湧く無料露天風呂カラマツの湯を過ぎると虹別林道への分岐が現れる(1)。道道505号のダート部分は道路の舗装化工事が始まっていて、(1)の正面に工事車両が写っているところで工事していた。
 林道は、地形を無視したように走っているので、いくつかの小さい峠を越えていく。最初の緩やかな勾配で小さな峠を越えるのだが、峠では林道の分岐があり、案内は無く車の向きとは逆に右へ進む(3)。右側の景色は(4)で、正面に温泉富士を見ながら川を越えてまた緩やかな峠を越え、再び川を越えてまたまた正面に温泉富士を見て(5)、またまた川を渡る。
 この川は今までの中では一番大きく(と言っても大したことは無い)、この辺りが温泉富士の麓となる。温泉富士って周りに温泉でもあるんだろうか?。川を渡ると、アップダウンの林道も平坦の直線路(6)となり道道150号に出る(7、8)。
 ここまでで約11キロちょっとの道程。



 虹別林道は、道道150号に出て終点ではなく、十字路で交差して道は続くのである(9)。緩やかな下りの直線路を進み橋を渡ると左にポンベツ林道を分岐し緩やかな上りとなる。そして正面に西別岳の山肌を見ながら根室と釧路の支庁境界を越える。ここで中標津町から標茶町へ(10)。ちなみに境界上には中標津林道が走っている。
しばらく走ると林道は向きを変えてアップダウンを繰り返す快適な直線路となる(11)。



(1)道道505側の入口



(2)森の正面に山並み



(3)分岐(案内無し)を右へ



(4)いきなりアップダウン



(5)正面に温泉富士



(6)カラマツの植林地帯を直進



(7)道道150号から来た道を見る



(8)快走路の道道150号



(9)道道150号入口



(10)途中に支庁境界あり

 しばらく走ると、カラマツの森が開ける場所があり西別岳登山口と書かれた案内板がある(12)。そしてけっこうなスペースの駐車場(ただの空地)と登山届けを出すための?立派な山小屋、トイレがある。ちなみに山頂までは3.2キロ。
 山小屋から1キロほど走ると西別林道を分岐するが、分岐する道のほうに轍が出来ており、虹別林道を直進する車は少ないみたいだ(14)。
 道は西別岳の山麓の水無しの谷を今まで来た道の中では上り下りの強い道となる(15)。何度かアップダウンを繰り返し、道が緩やかな大カーブになってしばらく走ると、林道が斜めに合流してくる。この林道は、道道105号から林道に侵入してすぐ分岐したポンベツ林道である(16)。
 そして他の林道と合流して虹別林道は終わる(17)。分岐の先には奥西別さけますふ化場がある(18)。
 後半部分は約12キロちょっとの道程。



(11)快適直線ダート



(12)直線路にカラマツ



(13)西別岳登山口の小屋



(14)西別林道を分岐



(15)アップダウンの道



(16)分岐が合流

路面★★☆☆☆
景色★★★☆☆
カラマツの大植林地帯で景色としては単調である。

2003年の9月中旬の訪問



(17)虹別林道の出口



(18)そしてさけますふ化場



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