大雪高原温泉までの道
  
                    高原温泉から平ヶ岳(1752m)、小沼群方面を見る


 石狩川を層雲峡から遡ると昭和50年に完成した大雪ダムによってせき止められた大雪湖がある。
 大雪ダムの堰堤を抜けてダム湖沿いの国道273号を走り、銀泉台への分岐を過ぎ、大雪湖の上流部、石狩川の端を渡る(1)手前に高原温泉への分岐がある(2)。

 分岐点からは、ダート道となり、600mほど走ると、石狩川を渡る。そして石狩川(3)に沿って走るので、勾配もないフラットダートである。再び石狩川を渡り500mほど行くと林道分岐する(4)。真直ぐは地図を見ると、石狩川に沿って源流に近いところまで通じているが、ゲートが閉まっており通行止で、左折して高原温泉に向かうほうに轍が出来ているのでトレースして走る。
 分岐するとヤンベタップ川沿いの道となり、深い木々に囲まれた道で、川幅も狭いので道路も石狩川沿いの道よりもやや険しくなって(5)路肩の一部弱いところなんかもあったり、対向車が来たとき絶対にすれ違い出来ない区間(6)もある。しかし急坂もなく比較的走りやすい。
 ヤンベタップ川に降りれるポイントがあったので川の水を見るととても綺麗であった(7)。

 国道からの入り口より約10キロで大雪高原山荘のある終点となる(8)。
 駐車場は広く、登山する人が来ても何とか対処できそうであるが、紅葉にはまだ早い9月初旬の金曜の朝で宿泊客ではない車が結構ある。ちなみに9月中旬から10月までは道が狭く駐車場の混雑のため休みの日は国道からシャトルバスのみの通行となる。

 駐車場からは西側にTOP写真の素晴らしい景色が広がる。ここから登山すればもっともっと素晴らしい景色に出会えるであろう。

 高原山荘の横に入山届所があり、その裏には、地熱の作用で水蒸気が地面から勢いよく吹き出している噴気口を間近で見ることが出来る(9、10)。以前は、登山客が安く泊まれるヒュッテがあったようだが、この地熱のため営業出来ず、無くなってしまったらしい。
 噴気口群の奥には山々が広がっている(11)。

 訪問時は朝だったため、10時から始まる日帰り入浴はできなかった。



(1)石狩川と大雪山



(2)国道273号からの分岐



(3)石狩川源流方向



(4)分岐



(5)路肩が脆い



(6)川沿いに道幅狭い区間



(7)こんな清流沿いに走る



(8)大雪高原温泉



(9)噴気口がいたるところに



(10)噴気口アップ



(11)緑岳方面

路面★★★☆☆
景色★★★★☆
林道内では視界が開ける場所は少ない。この道は夏場だけの通れる道です。

2002年9月中旬訪問

(1)は2001年6月の撮影



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