美瑛町、砂利道で ゆるい丘越え
   
その1                  3連発!


丘のまち美瑛、様々な農作物が織り成す綺麗な模様が広がる丘と木々。

中でも、たばこのCMで有名なった景色のある「パッチワークの路」、美瑛の景色の素晴らしさを日本中に教えた、前田真三さんの写真館の拓真館がある「パノラマロード」と呼ばれるエリアは、観光ガイドにも殆どと言っていいほど記載されています。そして夏には、観光客がレンタカーやツアーバスなどでこのエリアに大挙押し寄せます。

しかし、上記の観光ガイド等に載ってい無いようなエリアはどうでしょう?。人気が無いです。
そんなエリアのうち、美瑛市街中心部より東へ進み、辺別川、宇莫別川、置杵牛川の3本の川が並行に流れている、俵真布、宇莫別、置杵牛方面もそんな一つで、観光客は本当にいません。
私も札幌に住んでいた際は、殆ど行かなかったエリアです。

今回は3本の川の北側辺別川より、美瑛川までの、丘越え山越えの道路地図によっては記載されていない道?を紹介します。カーナビにも無かったりです。

走る際参考とさせていただいたサイト:
北海道観光大全富良野美瑛特集上級者編




2005年6月1日、旭川空港に降り立ち、ココでレンタカーを借りる。

道道213号松山美瑛線で東川町美瑛町の境界付近、町内より、俵真布方面への町道を走る。この道を延々と行くとダート道道718号忠別清水線があるが、今回は行かない。正面にオプタテシケを見る形で進む(1)。九線橋を渡り、左カーブが現れ(2)、曲がりきって俵真布小学校跡手前に、宇莫別方面への分岐がある。(案内板はありません。

入口より300mほど除雪標まである舗装だが、その先はダートの坂道となる(3)。緩やかな上りで且つ、道幅も十分(4)。入口より2キロほどでゆるい峠上となる(5)。地図を見ると丁度カーブしている辺り。

景色は森の中を進む為、視界が開けない。

レンタカーは、4WD、2WD切り替えモード付仕様なのでもちろん4WDモードで走りますが、緩やかな下り(7)を進むと、この道、砂利が深いので、ハンドルが取られやすくスピードも出せません。頂上から2.4キロ走ると、舗装路となり道幅がちょっと細くなる。

熊の沢橋で宇莫別川を渡り(8)、頂上から3.3キロ、この道トータル5.2キロで道道543号上宇莫別美瑛停車場線にぶつかる。

左右を良く見て、道道を左折します。

路面★★☆☆☆
景色★☆☆☆☆



(1)俵真布への道、山が綺麗



(2)6月なのに桜が咲く



(3)除雪標までが舗装路



(4)緩やかなダートの坂



(5)サミットより、来た道を見る



(6)森の道を下る



(7)道幅は申し分ないが…



(8)宇莫別川の橋を渡る
 

道道543号を左に進む。

正面に十勝岳連峰を見ながら走るこのシチュエーションは、ドライブしていると心が洗われ、幸せな気分になります(9、10)。ただし、山が見えることが大前提ですよ。

四番橋で一旦宇莫別川を渡り、先ほどの道道に曲がった地点より2.6キロほど走ったところに、藤山バス停、そこの交差点を右折して、立派な橋藤山橋で再び宇莫別川を渡る(11)。橋の上から見る景色、川の流れる音が心を洗ってくれる(12)。

ココからが丘越えの砂利道の2本目である。

橋を渡ると道は砂利道となり、道も貧相になる。坂を上ると分岐になり、直進せず右へ(13)。レンタカーのカーナビには道が出てきません。

一旦下って、ヘアピンで再び上りになり、前出の四番橋の手前から分岐してきた道と合流して上り坂が続く(14)。

勾配を稼いでいくと、十勝岳側の木々が途切れ、上宇莫別の集落と畑、そして山々を一望できるポイントがやってくる(15)。藤山橋から2キロ地点。暫しここでもボーっと景色を眺めていたくなります。

ここからまだ上り勾配を進む(16)と、正面に十勝岳連峰が見え、視界が再び開ける。(15)地点から0.8キロの地点(橋より2.8キロ)で

じゃじゃ〜ん

(17)のような絶景を見ることが出来るのだ。




2本目の道の途中だけど

次に続く



(9)道道543号、正面に山



(10)秘境度大



(11)藤山橋を渡る



(12)橋より見る宇莫別川



(13)分岐を右へ



(14)上り坂



(15)景色が良い



(16)美瑛岳が見える



(17)大雪連山が綺麗に見れる、超穴場なスポットだ。



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